明治天皇ゆかりの歴史あるお部屋
あやめの間は、明治天皇がお座りになられた玉座の間があるお部屋です。襖は尾形光琳の名作 燕子花(かきつばた)を模写したもので、陛下が好まれていた藍色に模した部屋をというこだわりが詰まっています。襖の深い藍色は当時のまま。「変わらぬ愛」とされ、披露宴や結納などのお部屋に人気です。また円結びの部屋として、ご接待や商談にも多く使用されています。
ガクアジサイの彩りをそえるお部屋
明治天皇が山形に行幸された際には、陛下にお仕えするお医者様のお部屋として使用されました。庭に面した窓からはゆったりと泳ぐ鯉と美しい季節の移り変わりを堪能でき、特に6~7月上旬にはガクアジサイが窓を彩ります。
料亭 偕楽園の想いを繋ぐお部屋
明治時代に初代女将が経営していた、料亭 偕楽園から移築し改装したお部屋です。窓が大きく、お庭の美しさを最も感じていただける、癒しの空間となっております。5月には一面に咲き誇る可憐な白ツツジを眺めることができます。
料亭ならではの貴賓溢れるお部屋
まるで池の上に浮いているかのような、風情のあるお部屋です。お庭には、梅や桜、ツツジ、あやめなどが咲き誇り、お天気が良ければお庭を近くに感じていただけるよう、障子戸を外して。また、寒い季節には雪見障子を取り付け、季節の美しさをご堪能いただきます。
静寂に包まれた、離れのお部屋
代々受け継いだ亀松閣を改装し、2つの特徴ある窓とお庭を持たせたお部屋です。一つの窓からは、昔からある中庭が。もう一つの窓は、額縁のような雰囲気を持たせたいと庭造りが行われました。夏には愛らしく咲き誇る夏椿が見られます。他のお部屋と少し離れており、落ち着きのある空間となっております。
開放感溢れる部屋
明治時代に初代女将が経営していた、料亭 偕楽園の看板を掲げた中広間です。天井が高く、格子状の造りや、空間そのものから時代の建築美を感じることができるお部屋となっています。柔らかな光が差し込む縁側も風情があり、披露宴や法要、同窓会、歓送迎会などに人気です。
多彩な催しを実現する大広間
春には眼下一面に咲き誇る桜が美しく、夏には屏風替わりにと植えられた竹林を風が吹き抜ける様が涼を感じます。
結婚式・忘新年会・歓送迎会・会議など、20名から約106名までご着席可能で、多様な使い方ができるお部屋です。舞台があることから、お琴やお歌、踊りの発表など文化的な活動にもご利用いただいています。
3月には江戸時代から平成まで亀松閣に伝わるお雛様を舞台いっぱいに展示。山形舞子の舞の鑑賞とともに特製弁当を味わう「ひな祭り」を開催しています。